2020年10月01日
人生100年時代新たなスタート
世界的にも有名な工芸の巨匠、人形作家の奥田小由女氏をご紹介したいと思います。
奥田氏は大阪生まれの広島育ちの満84歳。高校時代に人形作品に触れ上京し、
紅実会人形所の林敏郎氏に師事。
1972年に日展特選受賞。1990年自然をモチーフにした立体表現で日本芸術院賞。
1998年日本人形作家で日本芸術院会員、2008年日本文化功労者選出、
2014年日展理事長就任の現役バリバリです。
その歴史は文化財保護法が1950年に施行されて70周年。工芸は日本美術の本流として
長く日本の豊かな自然が美を伝えてきた。明治維新以降、西洋美術が美術の中心を担うと
工芸品は実用品として美術とは別の立場におかれて来た。海外で評価が高まるにつれ、
日本美術の本質を伝える工芸の技と美が美術品として見直されている。
日本政府が推奨する「日本博」の一環として9月21日に「工芸2020-自然と美」開幕。
奥田氏の作品は独自の白い胡粉をニカワで溶いて一晩置き、上澄みのみを使う。
刷毛で丁寧に繰り返し塗り重ね透明感を出しほんのりとした光沢を出す。
更に彩色も水性絵の具を加え、上塗り用胡粉も手作り。
人形体の素材は樹脂で、表面は磨きあげられたオンリーワンの作品です。
その情熱は正に匠の技の素晴らしさを感じます。
奥田氏は大阪生まれの広島育ちの満84歳。高校時代に人形作品に触れ上京し、
紅実会人形所の林敏郎氏に師事。
1972年に日展特選受賞。1990年自然をモチーフにした立体表現で日本芸術院賞。
1998年日本人形作家で日本芸術院会員、2008年日本文化功労者選出、
2014年日展理事長就任の現役バリバリです。
その歴史は文化財保護法が1950年に施行されて70周年。工芸は日本美術の本流として
長く日本の豊かな自然が美を伝えてきた。明治維新以降、西洋美術が美術の中心を担うと
工芸品は実用品として美術とは別の立場におかれて来た。海外で評価が高まるにつれ、
日本美術の本質を伝える工芸の技と美が美術品として見直されている。
日本政府が推奨する「日本博」の一環として9月21日に「工芸2020-自然と美」開幕。
奥田氏の作品は独自の白い胡粉をニカワで溶いて一晩置き、上澄みのみを使う。
刷毛で丁寧に繰り返し塗り重ね透明感を出しほんのりとした光沢を出す。
更に彩色も水性絵の具を加え、上塗り用胡粉も手作り。
人形体の素材は樹脂で、表面は磨きあげられたオンリーワンの作品です。
その情熱は正に匠の技の素晴らしさを感じます。
Posted by 白根 武夫 at 00:00│Comments(0)
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