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2021年08月01日

人生100年時代

裏千家の第15代家元・千玄室氏の日々所作。美しく、心豊かな日本人の心とは何かを伝えます!

1.侘び寂びの心・・・侘びとは、慎ましく不完全な、簡素で落ち着きのある精神。寂びとは、時の移ろいを肌で感じる姿勢。
2.和敬静寂・・・すべてにおいて調和を大事にし、お互いを尊重し合い、何事も心から清らかであること。
3.知足安分・・・足ることを知り、己の境遇に満足すること。現在の境遇を自分に見合ったものと考えれば、日々心安らかに暮らすことができる。
4.叶うはよし、叶いたがるは悪しし・・・求めすぎず、少しずつ意識と努力をしながらよい時間を積み重ねいくうち自然に叶う。
5.不完全の美・・・不均衡に美を見出すのが日本人の繊細な感性。
6.守破離・・・始めは基本を守り、次に基礎から応用へ、それから自由にやってみる。
7.序破急・・・三つのリズムでメリハリをつける。
8.本当の作法・・・見栄や欲望を捨てて自分の本当の心を見出す。作法はその為のルールです。
9.足るを知れば、心豊かに生きられる。どんな苦境も乗り越えられるもの。
10.他人と和し、敬い合い、自浄の志と揺るぎない信念を持つ。それが理想の姿です。
  

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2021年07月01日

人生100年時代

強運の法則10ヵ条・・・経営コンサルタント・本田健氏 お金の専門家に学ぶその4(完)
1.いつも笑っている人は人からも運からも愛される。イライラ禁物。感情的になると自爆する。
2.綺麗に負けると運気はアップする。ムキになるのは冷静さが欠如した時、自分を失ったら負け。
3.正論ばかり吐くと運気は逃げていく。優柔不断は頼りにされないが適時適切な柔軟な対応は必要。
4.目の前にいない人を褒めると人脈運は広がる。陰口は言わず、陰褒めをする。
5.真のライバルとの摩擦が運をつくる。ライバルがいるから切磋琢磨出来る。競争なくして進歩なし。
6.人が嫌がることを自分から率先してやって見せると運を引き寄せる。ただし即見返りを求めないこと。
7.小さなリーダーを経験すると運のステージはアップする。小事を疎かにする人に大事はできない。
8.働く意味は他人や周りの人から「ありがとう」を沢山集めることにある。人に尽す事が大事である。
9.一流に触れて運を体に染み込ませること。三流はお手軽だが、一流の仕事は面倒で時間がかかる。
10.感謝できる人に運は集まり、気配りできる人は成功確率が高い。加えて克己心旺盛な人に運は宿る。
  

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2021年06月01日

人生100年時代

強運の法則・・・その3・本田健氏に学ぶ
①運のいい人は、自分の未来を予言する…未来を予測する最高の方法は自らそれを作り出すことである。
②ベストコンディションでない時に運はやってくる…予期せぬ事態に開き直れる人が運を呼ぶ。
③自分の幸せは自分を喜ばせることから始まる。自身を冷静に見て自分の幸せを考える。
 何が楽しみ、どういう場所が好き、誰といるとワクワクする、どんな仕事で輝く…つまり自分の幸せは自分で責任を持つ事。先ずは身近な幸せから始めよう。
④人生を導く師を見つける。貴方を応援してくれるメンターとは、師であり恩人である。辛口であるが愛情のある上司であり、先輩である。人柄が尊敬できる。
 生き方、教養、考え方、清潔感、博識、幅広い識見あり。
⑤運気は移動距離に比例する。外に出る、散歩、旅行する、外気に触れる、音楽を聴く、談笑…行動が一番。
⑥面倒と感じたときこそチャンス。もう三回諦めず粘り強く工夫・挑戦すること。手を抜かないこと。
⑦神聖な場所で感謝。神社仏閣参りも一つの方法。ただし最後の答えは人頼みでなく自分で決心し実行すること。  

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2021年05月01日

人生100年時代

(強運の法則)・・・その2・本田健氏に学ぶ
1.成功を呼び込む行動の習慣が大事。
 ①直感で動くと、運気も動く・・・人生は選択の連続。迷った時は直感で判断すべし。ああでもないと迷う、間にチャンスを逃がしてしまいます。
  私も不動産営業を33年間やってますが、コロナ禍の今ほど痛感したことはありません。訪れたチャンス、直感で選んだことに正しいも間違いもないということです。
  重要なことは、直感で決めたら自分を信じること。人のアドバイスに耳を傾けることも大事ですが、それよりも決断したら即実行すること。スピードが運を招く要因になります。明日に延ばさない勇気を持つこと。
2.何かを捨てれば運は開いてくる。まさに断捨離です。捨てるとは大切にしないと言う事ではなく、身の周りの余分なもの・不要なものを捨てることで時間に余裕が出来るからです。
 5つ手放し2つ残せば、2つに集中出来る。つまり選択と集中ができ、効率アップに繋がります。
 「頭も身体も何事にもシンプルに身軽くなることが運を呼ぶポイント」ということを覚えておこう!
  

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2021年03月01日

人生100年時代

明治政府で新生日本の基盤を築いた渋沢栄一の生き方に学ぶ・完
論語をもって道徳心と商売上のバイブルとなし、武士道をもって実業道を貫いた渋沢栄一。
その武士道とは…
①正義:皆が認めた正しさ ②廉直:心がきれいでまっすぐなこと ③義侠:弱気を助ける心意気
④敢為:困難に負けない意志 ⑤礼譲:礼儀と譲り合い
武士には武士道が必要であり、商工業者には商業道徳が必要だ。これがないと真の豊かさは実現不可能と説いた。
渋沢栄一 91歳の生涯を知る6つのキーワード
①17歳で武士を目指し文武両道に励み尊王攘夷思想に傾く。
②1867年のパリ万博使節団に参加し資本主義の実態に触れる。
③明治政府の改正掛として新生日本の姿を描く。時に、徳川幕府の静岡藩に商法会所を立ち上げた。
④大久保利通等は軍備拡張に走った為、渋沢は大蔵省を辞め、実業界に転身。第一国立銀行の頭取になる。
そこで50社近い現在の上場企業を支援・育成した。帝国ホテル、王子製紙、東京証券、富岡製糸場等。
⑤民間外交を通じ、日米関係の改善に寄与。
⑥福祉、医療、教育(一橋大学、日本女子大)等にも貢献。  

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2021年02月01日

人生100年時代

日本実業界の父・渋沢栄一の著書(論語と算盤)・利潤と道徳を調和させた道導べに学ぼう・・・その3
◆渋沢栄一語録
1.仕事をする上で趣味の大切さ…趣味と言う字の意味は理想とも欲望ともとれる。また好んだり楽しんだりするという意味にもとれる。
 つまり仕事をする際、単に自分の役割分担を決まりきった形でこなすだけの命令通りに処理するイエスマンタイプには進歩なし。そこに自分の意見考えを付加、提言する意欲が必要だ。
 それが本当の意味の趣味、つまり魂である。趣味のある行動であれば必ず結果はついてくるもの。
2.自分を磨くということは、自分の心を耕し成長させることだ。練習・研究・克己・忍耐といった意味があり、理想の人物や立派な人間に近ずけるべく努力することでもある。
 自分らしさやありのままの自分、目指す方向へ近付けていくことにあります。
3.儒家・孔子の教え、論語・五常の教えを体得することが大事である。
 仁…思いやりに心 礼…礼儀作法等外観 考…親への敬愛 忠…忠誠心 恕(じょ)…仁が目に見える行動

渋沢の道徳心の根底は、論語と次回掲載予定の武士道にあります。  

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2021年01月01日

人生100年時代

渋沢栄一の「論語と算盤」に学ぼう…先ずは論語を読むことがスタートだ!
「論語と算盤」は渋沢栄一自身が書いたわけではなく、渋沢を慕う人達が講演の口実をまとめ、竜門社の機関誌「竜門雑誌」で1886年に発刊されたもの。そのルーツは中国の儒教家・孔子の弟子達が書いた論語である。渋沢は、この論語の教えを実業界に植え込むことによって業界の暴走を止めたかった。
算盤は論語によってできているし、論語は算盤の働きによって本当の経済活動と連結している。道徳の基本でもある論語と算盤は一見、不釣合いのように見えるが実はとても近いもの。
道理と事実と利益とは、必ず一致するものであるという信念で論語の教訓を商売に生かすと渋沢は決意した。
論語は正しい素性の富みだという理念がなければ永続しない。「論語と算盤」というかけ離れたものを一致させる事が今日の急務だと渋沢は考えた。菅原道真は日本独自の精神と中国の学問を合わせ持つと言い(和魂漢才)、渋沢は武士の精神と商人の才覚を合わせ持つ(士魂商才)と提唱した。人が世の中で自立していく為には武士道精神が必要。加えて商才が付加されなければ経済は自滅する。その両方の根抵になっているのが、論語である。人間は「どう働きどう生きるべき」か。自身を学びの1年にしたい!
  

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2020年12月11日

人生100年時代新たなスタート

音楽家・谷村新司氏の人つき合いのヒント…ノンフィクション作家・小松成美さんのインタビュー!
谷村新司といえば、1971年堀内孝雄と組んでアリスを結成。「今はもうだれも」「遠くて汽笛を聞きながら」が大ヒット。更に1980年ソロとして「昴」も大ヒット、71歳の今日現役でライブ等で活躍中。私もファンの一人です。
以下、お二人の特別対談の内容…谷村新司氏が音楽家・小説家として、人間として大切にしていることは
①自分を必要以上に大きく見せようとか恰好よく見せようとかしない事。あるがままの自分をさらけ出すこと。
②相手に接する時は先入観を持たない。自然体で接すること。
③多くの人は「しなければ」の中で生きている。だからストレスが溜まるわけです。大事なことは「したい」の中で生きること。「しなければ」の中で自分なりの「したい」を見つけていくこと。
④人間は互いに鏡みたいなもの。自分に都合の悪いことを隠そうとすると相手も同じようにする。
⑤今までは音楽を生業にしてきたが、これからは小説を書く事に挑戦しています。好きだからです。
⑥悩んでいる人は外側を気にしすぎて自分の内側をみていない。生き方の原点は自分の内側にあることに気付くこと。そこにしか答えはみつかりません。人生の生き方のヒントになれば幸いです。

  

Posted by 白根 武夫 at 09:45Comments(0)人生100年時代新たなスタート

2020年12月01日

人生100年時代新たなスタート

明治期に資本主義の本資を見抜き、約481社の会社設立し日本経済の発展に貢献した日本実業界の父・渋沢栄一の著書「論語と算盤」をご紹介。仕事と人生92年間の実績を一緒に勉強してみましょう。
2021年NHK大河ドラマ「晴天を衝け」の主人公であり、新一万円札の顔でもあります。 

1.明治維新後の日本の国造り…政治界では大久保利通・伊藤博文・井上馨。経済界では渋沢栄一が日本資本主義制度を説計した。また渋沢は500に及ぶ慈善事業にも関わり貢献した。
2.渋沢の経歴は最初、大蔵省に入省。手掛けた仕事は、大蔵省機構改革・全国測量・度量衡改正・租税制度改正・貨幣制度改革・立会略則・株式会社法制定。
政策面で大久保利通と意見が合わず父の死を機に退省。1875年 第一国立銀行の頭取として大活躍。関与した大企業は、後の東京海上火災・日本郵船・東京電力・東京ガス・帝国ホテル・商工会議所など。
彼の経営理念は、自分本位でなく「国と民がよくなること」と利他の精神が強い。株式会社組織の道義的運営により富みの分散を図り、三井・住友・三菱等の財閥を作らなかった。
彼の私心なき活躍で後の一橋大学・早稲田大学・日本女子大など関与し、明治神宮外苑造成を手掛けた。
紙面の都合上、来月号に続きます。

  

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2020年11月01日

人生100年時代新たなスタート

2014年~昭和女子大理事長、2016年~同校総長、74歳の現役・坂東真理子氏のご紹介。
1964年富山県生まれの東京育ち。東京大学卒。 総理府内閣広報参事官、埼玉県副知事、女性初の豪州総領事。
品格とは、落ち着いている様。40代から目標を立てる。
1.人生100年時代の働き方は終身雇用の年功序列から欧米等で早くから採用されている能力・実力主義型へ暫時移行されていく。企業が求める人材にどこまで近付いていけるか、年齢は関係ない。
2.柔軟な発想とスピード実行力。100%完全、安全を求めるより10%のベターを選ぶ事。スピードが大事。
3.マイナス思考でなくプラス思考で考え抜くこと。常にアグレッシブに考え実行する。
4.人を羨むときは「徳あるは讃むべし、徳なきは憐れむべし」曹洞宗開祖・道元禅師
5.70代の品格は自立し自律している事。そのための7つの習慣。
①人生を主体的に生きる②公私に目標をもつ③今何が重要かを考える④自利利他円満
⑤理解してもらう前に相手を理解する⑥三方一両得、お互いの為になる事を考える⑦いい習慣を継続する

  

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2020年10月01日

人生100年時代新たなスタート

世界的にも有名な工芸の巨匠、人形作家の奥田小由女氏をご紹介したいと思います。
奥田氏は大阪生まれの広島育ちの満84歳。高校時代に人形作品に触れ上京し、
紅実会人形所の林敏郎氏に師事。
1972年に日展特選受賞。1990年自然をモチーフにした立体表現で日本芸術院賞。
1998年日本人形作家で日本芸術院会員、2008年日本文化功労者選出、
2014年日展理事長就任の現役バリバリです。
その歴史は文化財保護法が1950年に施行されて70周年。工芸は日本美術の本流として
長く日本の豊かな自然が美を伝えてきた。明治維新以降、西洋美術が美術の中心を担うと
工芸品は実用品として美術とは別の立場におかれて来た。海外で評価が高まるにつれ、
日本美術の本質を伝える工芸の技と美が美術品として見直されている。
日本政府が推奨する「日本博」の一環として9月21日に「工芸2020-自然と美」開幕。
奥田氏の作品は独自の白い胡粉をニカワで溶いて一晩置き、上澄みのみを使う。
刷毛で丁寧に繰り返し塗り重ね透明感を出しほんのりとした光沢を出す。
更に彩色も水性絵の具を加え、上塗り用胡粉も手作り。
人形体の素材は樹脂で、表面は磨きあげられたオンリーワンの作品です。
その情熱は正に匠の技の素晴らしさを感じます。
  

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2020年09月01日

人生100年時代新たなスタート

今回は少し目線を変えて、世界一最高齢87歳の現役女性・ファションモデルフランシス・ダンスクームさんをご紹介しましょう!
人それぞれ年齢を重ねていくほど自身のファッションに清潔感を心掛けて生きたいものです。
彼女がモデルとして新たな一歩を踏み出したのが、なんと82歳の時。これにはビックリしました。
ご主人がなくなられて4年後でした。お嬢様の勧めもありモデル事務所(GREY MODEL AGENCY)の門を叩きます。
その事務所は元写真家のレベッカ・バレンタインさんがイギリスで35歳以上限定のモデル事務所を開設。
社会から無視されている高齢者を社会の陰から連れ出し、日の目を浴びる機会を創る事で21世紀の人々の多様性を描写したいという想いで立ち上げました。
そこに彼女が未来のモデル候補として、応募したのです。大きな決断をされた彼女のポリシーは下記の通りです。
1.何事も「遅すぎる選択」はない。源にあるのは「使うか、失うか」だけ。
2.体は使わなければ、機動力と体力が失われます。エネルギッシュな行動力を支えるのはポジティブシンキング。
 人生後半になると意識して積極的に動くことが大事です。
3.心の底からよく笑うこと。今でも歯を20本維持!

  

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2020年08月01日

人生100年時代新たなスタート

作家 加賀乙彦(91歳)の後悔しない、いい人生・楽しい人生を生きるヒント!
1929年東京生まれ。東京大学医学部卒、精神科医として勤務しながら小説家として「帰らざる夏」で谷崎潤一郎賞を、「宣告」で日本文学大賞など受賞。
(加賀語録)
①人生とは人間が何かをしたことの連続に過ぎない。何をしたかによって人間の一生が定まるのならば、生き甲斐は行為の中にしかない。
②人は己の境遇や能力に応じて自分に納得のいく生き方をすればよく、そういう行為を積み重ねることが生き甲斐だ。生き甲斐は与えられるものではなく、自分で探すものだ。
③何を持つかではなく、何をしたかを人生の基準にし、小さな行為を積み重ねること。それ以外に生き甲斐はない。何を持つかに執着しないこと。

  

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2020年07月01日

人生100年時代新たなスタート

作家・曽野綾子 88歳の人生後半の潔い生き方に学ぶ・・・心の軸がぶれそうになった時、読み返したい語録!
1933年東京都葛飾区生まれ。本名・町田知寿子。聖心女子大英文科卒、1953年作家・三浦朱門と結婚。
1968年夫の海外赴任と合わせ、息子と3人で渡米。初の宗教小説「無名碑」を書き始める。
1983年~1984年サハラ砂漠縦断の旅。イスラエルの旅で目の不自由な人達救済資金集めを23回実施。
1993年~2019年恩賜賞、日本芸術院賞など多数受賞。

1.人は運命が変わる事によって必ず失うもがあり、同時に何かを得る。大事なことは、失うものを数えずに、得たものの中に喜びを見出すことができる人が人生の芸術家である。
2.人との違いさえ判れば次の段階が自然と見えてくる。自分の長所を伸ばせばいいのだ。
人間自分の得意なことをするのが一番幸せだ。自分流を貫き通すこと。但し、我流も程度が大切だ。
3.人生中年以降の特権は冒険をすること。周囲のことを考えすぎて臆病にならないことだ。変わることが大切。
4.孤独と絶望は人生後半に味うべき境地。この二つの究極の感情を体験しない人は人間として成長しない。
5.贅沢を言わなければ逃げ道は沢山あるはずだ。思い通りにいかないから人生は面白い。

  

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2020年06月01日

人生100年時代新たなスタート

宗教学者 山折哲雄氏89歳の「日本のおもてなし文化とは」に学ぶ!
山折哲雄氏は1931年生まれ岩手県花巻市出身。京都国際日本文化センター所長などを勤めた。現在京都在住。
著書は「教行信証を読む・親鸞の世界」や「義理と人情・長谷川伸と日本人のこころ」等。

1.「おもてなし」を英語にするとホスピタリティーという。しかし二つは同じではない。
2.ホスピタリティーは、モノを提供すること。
3.おもてなしとは、モノでなくこころであること。見返りを求めず相手に感謝の気持ちで尽すこと。
4.出迎え3歩、見送り7歩の精神であること。つまり来客時は玄関先で出迎え、帰る際には、出口・玄関先・道まで相手の背中が見えなくなるまで見送る。これが本当のおもてなしである。
5.源流に曹洞宗道元禅師の無の文化あり。客人を迎える時は自分を無にし、相手を無尽蔵にすること。
6.浄土真宗では、「おかげさま」の精神をいう。阿弥陀仏の光の下に自分はいると、もてなしの心に繋がります。
来年夏には、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。日本国民一人ひとりのおもてなしが大事です。

  

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2020年05月01日

人生100年時代新たなスタート

大人の品格を身につける…奥ゆかしい人になる4つのヒント・ビジネスコンサルタント、山埼武也に学ぶ!
山崎氏は広島県生まれ東大法学部卆。ビジネスコンサルタントとして活躍中、85歳の現役。茶道家。
自分のエゴを抑えれば、奥床しい言動となり自分の品格を高める事が出来る。その為には…
1.相手の人格を尊重する…相手が部下であろうと上司と同様に接すること。
どんな人にも人格があり人間として尊厳があること。人は自分の人格を認めくれる人に好感をもつものだ。
2.時と場合をわきまえる…時と場所、場合を考えてそれにふさわしい振る舞いをする。自分だけが目立とうとしない。自分自身がその場の雰囲気に溶け込むことが大事である。
3.心身ともに清らかに…人に接する第一条件は清潔であること。服装、身なり、表情、マナーとも相手に良い印象を与えること。これがスタートである。そして相手の話をよく聞き理解すること。
4.シンプルイズベストを尽す事…シンプルとは「驕らず、ごまかさず、飾らず、しなやかに」
真摯な姿勢で自分の分をわきまえた言動をとること。そこに信頼関係が生まれてくるものだ。

  

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2020年04月01日

人生100年時代新たなスタート

刊行直前に急逝した元プロ野球の名将・野村克也氏の「人を動かす言葉」抜粋…その2・野村続編に学ぼう!
⑦「考える」という行為が己を知る第一歩になる。自身プロ野球で66年間も生きられたのは、己の無知・無学を自覚した上で本を読み勉強したからだ。
考える事は人として生きる上で大切な謙虚さ・素直さを学んだ。
⑧「敵は己の中にある」。敵を外に求めている間は進歩なし。敵とは他力本願に走っている自分自身の事なのだ。
⑨伸び悩んでいる人間は変わることを怖がる。環境が変われば自身のやり方・行動も変える勇気が必要。
⑩自分にしかない光るものを見つけ、磨きをかけるべきだ。一芸に秀でること。自分の強味はこれだという武器を持つ。
⑪組織にとってつなぎ役の存在は不可欠。ワンチームでの総合力は大切であるが役割を認識した個の力が必要。
⑫人生観を持たなければ、いい仕事はできない。人間は仕事を通じて成長し、人格が形成されていくものだ。

  

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2020年03月01日

人生100年時代新たなスタート

プロ野球の選手・監督・評論家として66年間活躍した野村克也さんが2月11日急逝。84歳でした。
1954年京都・峰山高校からテスト生で南海ホークスに入団し3年で正捕手に。以来本塁打王9回、打点王7回。ヤクルトを3年連続日本一に。阪神・楽天では他チームの戦力外選手を育成、野村再生工場といわれた。
評論家転身後の著書は27冊。勉強家で、類い稀な研究心を持っていました。
その中から代表作である「思考を変えれば人生は劇的に変わる 野村の金言集」から抜粋してご紹介いたします。
①「己を知り、相手を知る」孫氏の兵法・勝負に勝つ為の基本原則。自己を過信せず相手を過小しない。
②プロの原点は「気」。気力・気迫・気合いである。諦めることが人生に役立つのは新しくやり直すときだけ。
③勝負の三力は記憶力、推理力、判断力。勝負は如何に失点を防ぐか、だ。
④プロの世界で妥協・限定・満足は禁句である。壁にぶち当たるのは限界だからではなく、単なる逃げである。
⑤勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。勝ちには偶然はあるが、負けは必然の結果。
⑥備えは確率の高いものを選ぶ事。予感・予想・予測・予防・予期の「予(あらかじめ)」を大切にせよ。

  

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2020年02月01日

人生100年時代新たなスタート

高齢でも業種を問わず活躍中の先人に学ぼう!
作家・童門冬ニ(どうもんふゆじ、93歳)の品格人生論 1927年 東京生まれの東京育ち。東京都庁の知事秘書、広報室長、企画調整局長、政策室長の要職歴任。
退職後作家活動に入る。著書に「上司の心得」(PHP研究所)など現在も作家として活躍中。
1.品格とは、卑しくないこと、如の心を持つこと。
 如の心とは、常に相手の立場に立ってものを考える優しさ・思いやりがあること。
2.「いて欲しい時に必ずいてくれる」こと。見返りを求めず尽してくれること。
3.正直で、誤魔化さずに言う事と行う事が同じであり、信用されること。

以上品格を持ち常に高めることは生涯学習の大きな目標であり、日々実行あるのみです。

  

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2020年01月01日

人生100年時代新たなスタート

ファッションデザイナー・コシノジュンコの個性豊かな人生観とその母・小篠綾子の90才超まで働いたド根性。
コシノジュンコは大阪・岸和田の生まれ。文化服飾学院卒業。在学中に装苑賞受賞。
1978年パリコレクションに初参加。1985年中国北京で最大のファッションショー開催。2006年イタリア連帯の星・カバァリエーレ章受賞。オペラ・ミュージカルの舞台衣装やスポーツユニフォームからインテリアデザインまで幅広く活躍中。
①格を身につけるヒント3つ…1.便利な時代に埋没せず、常に疑問を持ち工夫する心をもつ。2.愚痴は欠点を良くする鍵になる。3.人生を振り返らず最後まで走り続ける。
②母・小篠綾子の人生行路…若い頃に夫を戦争で亡くし、女手一つで三人の女の子を洋装店をしながらの子育て。70歳を超えてから自分のブランドを立ち上げる。「人生はまだまだ、これからやで」が口癖でした。

  

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