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2020年06月01日

人生100年時代新たなスタート

宗教学者 山折哲雄氏89歳の「日本のおもてなし文化とは」に学ぶ!
山折哲雄氏は1931年生まれ岩手県花巻市出身。京都国際日本文化センター所長などを勤めた。現在京都在住。
著書は「教行信証を読む・親鸞の世界」や「義理と人情・長谷川伸と日本人のこころ」等。

1.「おもてなし」を英語にするとホスピタリティーという。しかし二つは同じではない。
2.ホスピタリティーは、モノを提供すること。
3.おもてなしとは、モノでなくこころであること。見返りを求めず相手に感謝の気持ちで尽すこと。
4.出迎え3歩、見送り7歩の精神であること。つまり来客時は玄関先で出迎え、帰る際には、出口・玄関先・道まで相手の背中が見えなくなるまで見送る。これが本当のおもてなしである。
5.源流に曹洞宗道元禅師の無の文化あり。客人を迎える時は自分を無にし、相手を無尽蔵にすること。
6.浄土真宗では、「おかげさま」の精神をいう。阿弥陀仏の光の下に自分はいると、もてなしの心に繋がります。
来年夏には、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。日本国民一人ひとりのおもてなしが大事です。



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