重要無形文化財・人間国宝・芸能・工芸技術…109名の中から代表お三方の匠の技ご紹介!

白根 武夫

2019年06月14日 16:57

今回は、人間国宝の代表人物の生き様をご紹介したいと思います。
誰にも束縛されず自己の信念と技を永年にわたって磨き通して、日本の伝統文化に
貢献してきた人物像に何かを学ぶところがあるのではないでしょうか?

①堅田喜三久(鳴物師)堅田流三代目83歳。能楽、長唄囃子。
信念…手を抜かない。心をこめる。忠実。真面目。訓練継続。
個性があり誰もが真似できない独特の味。

②大西勲(漆芸師)74歳。檜の板で漆器、曲輪作り。昭和19年福岡生まれ。
信念…作品は土台が大事、基礎がしっかりしていること。曲輪が原型。
午前4時まで仕事は当たり前。

③中村東蔵(歌舞伎役者)81歳。歌舞伎役者の人間国宝7人中の1人。
信念…役作りへの情熱と工夫。役柄は入門から今日まで550種をこなす。
役柄選ばず何でも挑戦。役の幅を広げる。やり方は一つでは無い。
固定せず柔軟に対応。先ず実行だ。

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